ブログ
痛みや動きにくさ。大切なのは「決めつけない」こと
「長年、腰痛に悩んでいる」
「学生の頃から肩こりが続き、最近は日常生活にも支障が出てきた」
「股関節が痛くて、もう以前のように走れないかもしれない」
そんなお悩みでグルーヴ盛岡西にご相談くださる方がいます。
実際に身体を評価し、運動療法を続ける中で、「前より動きやすくなった」「痛みを気にする時間が減った」「もう無理だと思っていたことができるようになった」といった変化を経験される方もいます。
もちろん、すべての方が同じように改善するわけではありません。
当店に来られる方の中には、すでに病院や整骨院、治療院などで治療を受けてきた方も少なくありません。医療保険でのリハビリを終え、「もう少し何かできることはないだろうか」とご相談くださる方もいます。
医学やリハビリテーションでは、研究によって「どのような方法が、どのような人に効果が期待できるのか」が明らかにされています。これはとても大切なことです。
一方で、目の前にいる「あなたの身体」が、研究で示された平均的な結果とまったく同じとは限りません。
同じ腰痛でも、関節の動き、筋肉の働き、姿勢、バランス、感覚、動作のクセなど、身体の状態は一人ひとり異なります。
だからこそ私たちは、「腰が痛いから腰を見る」「肩が痛いから肩をほぐす」だけではなく、その人の身体全体をできるだけ細かく評価することを大切にしています。
もしかすると、これまでとは違うところに改善の糸口があるかもしれない。
運動療法が、身体や生活を変えるきっかけになるかもしれません。
私たちができるのは、細かく評価し、身体の反応を確認しながら、さまざまな可能性を探るお手伝いをすることです。
すぐに答えを出せないこともあります。
それでも、一緒に考えることはできます。
「もっと自由に動けるようになりたい」
「諦めたくない」
そんな気持ちがある方にとって、グルーヴ盛岡西が新しい一歩を踏み出す場所になれたらと思っています。
独り言
慢性的な痛み、麻痺、動きにくさ
スポーツでの怪我、関節痛
何かしらがきっかけで当院を見つけていただいた方のほとんどが、ありがたいことにリピーターになってくださいます。
職種の性質上、リピーターを増やすことが良いことなのか?議論が分かれるところかもしれません。
もちろんリピーターの獲得を目的としているわけではありません。
なぜなら、リハビリに通わなくても良い状態、つまり痛みや不調が無い状態で生活できることが一番良いに決まっているから。
でもその中でリピーターになっていただけるということは、私がお客様にお伝えしていることを理解していただける方が多いからだと感じています。
中には以下のような願望をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
『お金も時間もできるだけかけずに治したい。』
『一回の施術で悩みを解消したい。』
もしこれが可能なら、もちろん一番手っ取り早いです。
そう望むことは決して悪いことではないと感じますし、むしろ、ある意味自然なことかもしれません。
でも、人体の仕組みを学んできた専門職だからこそ、一発で悩みを解消するなんてことは口が裂けても言えません。
以下の内容はできるだけお客様にお伝えするようにしています。
✅損傷した部位や炎症がある部位の回復には「時間」や「頻度」の管理が必要な場合があること。
✅闇雲な運動ではなく、段階に応じた適切な反復が必要になること。
✅動きのエラーを改善することが将来まで健康的な体でいるために重要であること。
✅回復過程は人それぞれであり、一概にリハビリに必要な期間を決めつけるのは難しいこと。
これらの説明にも手を抜かず、最適と思われる回復の過程を提示し、一緒に考え、最終的な目的の達成を目指していく。
そういった、地道とも言えるプロセスをご理解いただけた方が、当店に通い続けてくれるのだと思います。
リハビリは、一方的な施術では成立しません。
技術や知識があることは大前提として、それを振りかざすようなことはしません。(もちろん必要な説明はしますし、わからないことはわからないと言います。)
人間同士の対話、コミュニケーションの中で成り立つのがリハビリ。
お客様との対話の中で得られるヒントも活用して、できることからコツコツと積み上げていく。それが重要だと感じます。
長々と書きましたが、特に何かあったとかそういうことではなく、日々のお客様との対話を通じて感じたことを書き留めておこうと思ってのブログ更新でした。
膝の痛みにPNF
平らな道は歩けても、段差やを階段利用時に不安定になったり痛みが出る方は少なくありません。
また、膝の痛みを庇うように体をどちらかに傾けながら歩いている人もいます。
このような場合、「脚の筋力不足」と思われがちですが、手術直後や外傷直後を除き、それだけが原因ではないことがほとんどです。
当店では、ただ筋力を鍛えるのではなく、PNFという運動療法を用いて「脳・神経・筋肉」の連携を整えながら、本来の身体の使い方を引き出していきます。
施術では、お客様が「自然に動ける」ようになる反応を引き出すことが重要。実際の動作に近づけながら繰り返すことで脳と体に正しい動きを取り入れていきます。
詳しくは当店のInstagramをフォローして動画をチェックしてみてください。
最新のリハビリ風景や限定情報を更新中!
肩の痛み
肩の痛みでご来店のお客様。
昨年草野球での投球をきっかけに右肩に痛みが出現。
それ以来車のハンドル操作や、振動などでも肩の痛みが出やすい状態でした。
病院は未受診の状態だったので、運動負荷に注意しながら動作や姿勢をチェックしました。
施術前の姿勢です。右肩の位置に注目すると、明らかに左肩よりも高い位置にあることがわかります。
肩のポジションの修正は必要になりそうです。
次に、腕を上げる運動を反復してもらっている場面。
小さい緑のシールは痛みが出始めるポイントに印をつけたものです。
一見スムーズに上がっているようには見えますが、確実に痛みは存在します。
ましてやこれからも野球を行うにあたって、このポジションでの痛みは解決したいところ。
一通り評価を行い、解決すべきポイントの優先順位を考えます。
その場限りの痛みの除去でなく根本解決を目指す上では施術に優先順位をつけることは大切です。
お客様の可能な姿勢から、徐々に実際に解決したい姿勢に近づけていきます。
さまざまな手段を用いてアプローチしてみました。
PNF実施後の変化です。
事前にいくつか絞ったポイントを念入りに施術しました。動作時の痛みは全く無くなりました。
最後には投球動作につながる動きまで介入し、実際にボールを投げてもらうことで動作確認。
今日の段階では良い感じです。
あくまでも「今日の段階では」です。
正しい動きを覚えてから、定着させるまでが実は一番大変。
今日で完全に満足するのではなく、あくまでもきっかけづくりとしての本日の介入ですよ、と念押しさせてもらいました。
自主トレーニングやセルフケアも指導させていただきました。
簡単な、いつでも取り組めるようなものを指導します。
セルフケアに関してはこれまでの経験上、無理をしてまで続けようとすると挫折してしまうことがあります。
できることから少しずつ。
そういったスタンスも大切かもしれませんね。
最新のリハビリ風景や情報を更新中!
原因は「痛くない場所」だった!? 運動パターンに目を向けよう
身体の構造を変えるのではなく、動きを良い方向へ。
スポーツでの予期せぬケガ。捻挫、オスグッド、シンスプリント、シーバー病など。そして多くの方はこう考えているはず。
「痛みがある時は休もう」
「痛みが治ってから再開しよう」
もちろん状況によってはこの考え方が理に適っていることもあります。
しかし元を辿れば、なぜ痛みが出たのか。なぜ同じ症状を繰り返すのか考えることが重要です。
「頑張りすぎたから」と考える方もいますが、裏を返すと「それ以上頑張れない身体」になってしまいます。
当店の考え方は「構造的なエラー」よりも「機能的なエラー」に目をむけること。
「構造的なエラー」とは、骨折、変形、出血、断裂などの「物理的な破綻」が起きていること。手術が適応になったり、ギプス固定で安静にしたり、医学的管理のもと時間の経過によって改善していくこともあります。
一方で「機能的なエラー」は言うなればサボっている筋肉があるということ。これは画像検査では判別できません。痛みがあるのに検査上は異常なし。一見矛盾していますが、実際のところはとても多いケース。そんな時に当店を頼ってみてください。
機能的なエラーは残念ながら時間の経過だけでは解決しません。動作時のクセ、走り方や止まり方などのパターンを変えていく必要があります。
経験上、構造的エラーだけを持つケースはほとんどいません。痛みで悩む方の多くは機能的エラーの要素も持ち合わせています。むしろ、機能的エラーに気づかずに怪我を繰り返す選手が非常に多いです。
機能的なエラーを修正することで痛みが嘘のように無くなることもあります。脳と体に正しい運動パターンが定着すれば、これまで感じていた痛みや負荷を感じずに思いっきりプレーできることに繋がります。
適切な感覚入力は神経系のトレーニングとなり、全身の運動連鎖を活性化します。今までよりも軽く、速く動ける状態で「あれ?痛みがない!」と驚かれる方も多いです。
PNFはリハビリの考え方の一つであり、その哲学や基本原理はスポーツにも大いに役立ちます。
最新のリハビリ風景や情報を更新中!






